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地域を蘇らせる勇気の対話



 近隣同士のつながりが、希薄になっている。内閣府の「平成19年版 国民生活白書」によると、近隣住民との行き来が「ない」人は約6割。わずか7年で、15%近くも増加した。同白書では、その一因として、深い近隣関係を望まなくなった意識変化を指摘。一方で、多くの人々が地域における協力体制の拡充を求めていることにも言及している。
 地域の大切さを感じてはいるが、積極的に近隣と交流を結ぶ意欲は乏しい。“ありがたいけど面倒くさい”といった現代人の心境が浮き彫りになっていよう。荒んだ世相だけに、他人への警戒心があるのかもしれない。“私は私、人は人”という無関心さもあるだろう。
 しかし、過度の警戒心や無関心が募るばかりでは不幸である。かえってお互いの心を孤立化させ、自分自身の住む環境をも悪化させかねないからだ。
 仏法では、人と人は決して単独でいるのではなく、「縁」で結ばれているとする「縁起観」を説く。ご近所に住んでいるのも何かの縁。防犯・防災での協力はもちろん、朝のあいさつや声かけなど、こちらが勇気の一歩を踏み出せば、心の距離もぐっと近くなるにちがいない。
 御聖訓に「其の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ」(御書1467ページ)と。一人一人が地域の幸福責任者!――これが仏法の精神だ。地域社会を蘇らせる、重要な指標がここにあろう。
 この仏法哲理を行動で貫き、縁する人々と深い友誼を紡いできたのが、池田名誉会長である。
 「私がいつも、心がけてきたことは、地元の人びととの交流であり、地域への貢献であった」――名誉会長は、激務の中でも近所へのあいさつ回りを欠かさず、近隣のために何かできることはないかと常に心を配ってきた。
 こうした師の振る舞いに学び、地域に尽くす創価の同志の連帯は、今や世界192カ国・地域に広がっている。人種や世代を超えて集う“座談会”は、我らが誇る人間共和のオアシスだ。
 宗教社会学の最高峰・ウィルソン博士も「座談会などを通し、地域の人びとが相互に励まし合う」ことを、SGIの大きな魅力の一つに挙げている。
 我らの太陽の笑顔と対話が、地域を大きく変えていく! 地域貢献の情熱に燃えて、わが使命の天地に友情のネットワークを広げゆこう。

社説 2009年3月19日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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