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語り合おう 子どもの携帯利用



 今や子どもにとって必需品となりつつある携帯電話。進級・進学を機に、新たに持つ中高生も多いのではないだろうか。最近では「安全のために」と、小学生から持たせる家庭も増えている。
 友人との交流や緊急時の連絡などで重宝する半面、ネットを利用した犯罪やトラブルに巻き込まれるなど、危険な“落とし穴”が存在することも事実。本当に必要かどうかをしっかりと見極めながら、賢明な活用を心掛けたい。
 本年2月に文部科学省が発表した調査で、携帯電話を所持する中高生の約7割が、何らかのトラブルに遭遇していることが分かった。
 中高生の間に流行している「学校裏サイト」「プロフ」などの“ネット遊び”もトラブルを生む要因の一つだ。インターネットの掲示板などを利用して、級友への中傷や、わいせつな言葉などを書き込む。いじめや争いの温床になることもしばしばだ。また、無防備に顔写真や住所などの個人情報を掲載し、中には話題作りのため、自らの個人的な写真を添付する者もいる。
 流出した情報は、一度、出てしまうと転送・転載され、回収することは、ほぼ不可能。興味本位で行った軽率な書き込みが、取り返しのつかない事態に発展することも多い。
 親はこうした実情をしっかり理解し、まず所持の必要性を子どもとよく話し合うことが重要である。子どもは携帯電話の機能を熟知していても、その影響の恐ろしさを十分には知らない。使用目的や自分の書き込みが与える影響をよく話した上で、使用する場合は携帯利用のルール作りや、有害サイトを遮断する方法を取るなどの措置が必要となろう。
 本来、人と人をつなぐはずのコミュニケーションのための道具が、情報の氾濫によって暴走し、子ども社会にまで暗い影を落としはじめている。何のためのコミュニケーションかを親子で十分に理解した上での活用を望みたい。
 池田名誉会長は語っている。
 「心と心の絆を結び、温かな心の通い合う地域や人間社会を、築いていかねばならない。ここに、二十一世紀の宗教が担うべき重要な役割の一つがある」
 未来への大いなる希望である青少年の健全な育成のために、地域社会との連携を密にしながら、効果的な活用の方途を探りたい。

社説 2009年3月25日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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