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13日から「科学技術週間」
若き心に「科学する喜び」を育め



 「科学技術立国」として世界をリードしてきた日本。だが近年、教育現場では“理科離れ”が叫ばれている。
 経済協力開発機構の国際学習到達度調査(2006年。57カ国・地域の約40万人の15歳を対象)では、日本の「科学的応用力」が、前回調査(03年)の2位から6位に。日本人の“理科離れ”をあらためて示す結果となった。
 一方で科学技術振興機構の調査(2005年。2470人の教員を対象)では6割を超える教員が、理科の授業に“苦手意識”をもっていることがわかった。“理科嫌い”の生徒を前に、教師も自信を失いかけている状況がうかがえよう。
 そうしたなか、創価学園の科学教育への取り組みが光っている。
 関西創価学園は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の教育プログラム「アースカム」に27回連続で参加し、世界一の参加回数記録を更新中だ。
 これは地上400キロを周回する国際宇宙ステーションのカメラで地表を撮影し、地球環境の変化などを観察するもの。アースカムのコンテスト「気候変動分析ミッション」では、関西創価学園が最優秀賞に輝いた(07年)。
 一方、東京の創価学園の代表は、全国の高校生が化学の実力を競う「全国高校化学グランプリ」で好成績を収め、さらに世界大会である「国際化学オリンピック」でメダルを獲得した。
 学園のある教員は(1)生徒の素朴な疑問を“否定”しない(2)結論をすぐに出すのではなく“ヒント”を与え、考える作業を反復させる(3)教員自身も学び続け、生徒に最先端の知識を提供する――の3点を心がけているという。
 創価教育の父・牧口初代会長は「(教育とは)自分の力で知識することのできる方法を会得させること、知識の宝庫を開く鍵を与えることだ」と述べた。
 自然は驚異に満ちている。「科学する心」を育むために必要なのは、“こうなっている”という「答え」ではなく、“なぜそうなのか”という「問い」ではないだろうか。素朴な驚きや感動を出発点として、知識の宝庫を開く鍵となる「問い」を、みずみずしい子どもたちの心にどう育めるか――それが大人たちに課せられた重大な挑戦である。
 13日から「科学技術週間」(19日まで)。「科学する喜び」を子どもたちと共有し、未来の扉を大きく開きたい。

社説 2009年4月11日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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