創価学会お仏壇
大唱堂

学生生活 “何のため”を問え!



 街角で見かける初々しい姿。春の訪れとともに、今年も新入生が大学生活をスタートさせた。異なる環境、慣れぬ一人暮らしで、緊張感が続く時期でもある。新しい舞台で出発を切った友を、温かく祝福し、励ましていきたい。
 学生時代の4年間。20歳前後のこのわずかな期間ほど、無限の可能性に満ち、人生の土台となる決定的な時はない。
 先日、興味深いデータが発表されていた。8日付本紙で報じた日本の大学生の実態調査。学生の授業の出席率は87%だったが、「授業以外で週3時間以上自主的に勉強する」と回答したのは19・2%。さらに「努力をすれば報われる」と考える学生は42・8%だった(ベネッセ教育研究開発センターの調査)。
 授業という与えられた枠組みからはみ出ないが、積極的な勉強姿勢に乏しい。努力が必ずしも報われない社会だと感じていることが一因と言えようか。だが、学生の本分は学問。いかなる社会状況でも、将来のために思う存分、力をつけられるのが学生の特権である。
 20歳前後の池田名誉会長はどのような日々を送っていたか。
 19歳の夏に師・戸田第2代会長と出会う。20歳の春、大世学院(現・東京富士大学)に入学し、働きながら学ぶ。21歳で戸田会長が経営する日本正学館に入るが、経営不振で担当雑誌は休刊へ。夜学を断念し恩師の事業を支えた。だが寸暇を惜しんで読書に挑み、戸田会長の個人教授で万般の分野を学んだ。
 師に捧げた青春。苦境にもあくなき向学心。「生涯、戦いの連続だ。ただ、その戦いが、何を目的としているか、何を根本としているかが、大事なことだ」とは、22歳で綴った日記である。そして今、世界の大学・学術機関が250を超える名誉学術称号をもって、名誉会長の青春期からの闘争を讃えている。
 何のための学生生活か。この問いかけに立つとき、大学4年間は、将来に向けて大きな価値を生み出す。多くの人々の期待、社会を担いゆく責務を背負っていることを忘れてはならない。
 また、この“何のため”を真摯に教えないアカデミズムならば不毛であろう。
 現在、各地の男女学生部では、新入生歓迎の集いが活発に行われている。民衆のため、社会のためとの熱誠で、学問に挑み、仏法哲学を学び、学友との対話に励む学生部の友の成長を祈りたい。

社説 2009年4月22日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
聖教新聞
(過去ログ)
今週のことば

創価学会お仏壇仏具お店,数珠念珠と法華経日蓮に三色旗,東京大田区,埼玉鶴ヶ島,SOKA Butsudan SGI Nichiren

PCサイト
創価学会お仏壇

お問い合わせ
Taisyodo