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「活字文化」の価値を見直そう



 最近、書籍の電子化など、新たな活字文化が注目されている。
 著作権が消滅した作品、規定や制限がない作品を集めた“インターネット図書館”など、利用に対価を求めず、誰でも手軽に活用できるのが特徴だ。
 近年、本を購入するのにも、新聞の書評欄などではなく、インターネット上のサイトに記載されている本の感想を参考にし、ネットで購入している人が増えているという。これらも、新たな動向といえるだろう。
 しかし、ある企業が昨年行った読書調査によると、「最近1カ月で何冊の本を読んだか」との問いに、「読んでいない」と答えた人が4割を超えていた。
 メディアの多様化の一方、活字離れは深刻化している。このような時代だからこそ、活字文化の意義を考え直す好機である。
 池田名誉会長は綴っている。
 「良き本を読むことは、良き人生を創り、良き人生を生きていくこと」
 活字文化の重要性を的確に捉えた言葉だ。
 オーストリアの作家ツヴァイクも“どんな発明も、本が発する精神の光明にはかなわない”と叫んでいる。中国の女性作家・謝冰心は「良き書を読むことは、人類を愛し、平和を愛する正義の心を育ててくれる」と述べている。
 世界の多くの偉人が語るように、活字は人格を磨き、頭脳を鍛え、人生を豊かにする。
 「真実の言葉。正義の言葉。希望の言葉。心を結び、心を豊かにする言葉――そうした善の言葉を社会に広げたい」。この思いのままに名誉会長は、これまで、人生の指標となる言葉を紡ぎ、民衆の心を鼓舞してきた。
 28言語で翻訳・出版された大歴史家トインビー博士との対談集をはじめ、著作は世界中で親しまれてきた。その模範の行動は「出版界が低迷する中、池田先生のご著作こそ、活字文化を復興する希望」(兵庫県書店商業組合理事長)等と、国内外で讃えられている。
 希望、正義に満ちた「善の言葉」を広げ、民衆の精神を陶冶する名誉会長の幅広い運動が、活字文化の興隆を成し遂げてきたのである。
 その意味で、我らの民衆に根ざした出版活動こそが、時代をリードし、活字文化を興隆しゆくことを確信したい。

社説 2009年5月23日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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