創価学会お仏壇
大唱堂

対話の薫風を地域社会に



 眠れない辛さ――国民の5人に1人が訴え、国民病ともいわれる「不眠症」。
 ある研究によると、睡眠薬を継続的に使用するよりも「トークセラピー」の方が、不眠症の症状改善に効果的だという。トークセラピーとは、心の重荷になっている事柄を「言葉」「対話」で取り除く心理学的手法である。
 悩みを抱え込んでいたが、人と話したらすっきりした、という経験は誰にもあるだろう。友との心を開いた「語らい」は、精神の良薬となる。
 通信技術の発達などにより、人と会って語り合う機会が極度に少なくなった現代。個人の心身の健康から防犯・防災、青少年の教育に至るまで、さまざまな社会の課題を打開しゆく鍵が、この「対話」にはある。地域社会に、対話の気風をどう取り戻すか。このことを、多くの人々が模索すべき時である。
 日蓮仏法は、もともと「対話の宗教」である。その実践にこそ、時代・社会の混迷を破る道がある。生活の大地に根を張った婦人部の皆さまをはじめ、全国津々浦々で学会の同志が進める“友のため”“地域のため”の対話は、21世紀にますます光を放ってこよう。
 池田名誉会長は述べている。
 「自分さえよければ、他の人がどうなってもかまわない。見つからなければ、何をやってもかまわない……。こうしたエゴや不正が渦巻く社会にあって、創価の友の仏菩薩にも等しい行動は、想像もつかないほど崇高なのです。だからこそ嫉妬され、中傷されるのです」(御書と師弟「抜苦与楽の英雄」)
 世界の国と国、民衆と民衆を結んできた名誉会長の行動も、一人一人と語り合う地道で誠実な努力の積み重ねによって成し遂げられた壮挙にほかならない。  心理学者のマーセラ博士は、創価運動への共感をこめて語っていた。
 「私たちは今こそ、仏教の伝統思想が育んできた調和の智慧、そして“精神の生態学”に深く学び、人間と文明の蘇生を目指さねばならないと思います」
 広布の労苦は、「人間と文明」の未来を開く誉れの使命であると確信したい。
 「一対一の対話が、差異の『壁』を破るのである」「『誠実』の二字で結んだ友情は永遠に不滅である」と名誉会長。師の「偉大なる対話」に学び続き、我らも対話の薫風を一段と広げていこうではないか。

社説 2009年5月25日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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