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岩手・宮城内陸地震から1年――信頼の絆で地域社会を結べ



 岩手・宮城内陸地震から、あすで1年を迎える。
 マグニチュード7・2の地震は、自然災害や家屋の倒壊をはじめ、甚大な被害を各地にもたらした。現在も、行方不明者の捜索が懸命に続けられている。被害の大きかった地域住民は、今なお自宅に戻れず、仮設住宅での生活や他地域への転居を余儀なくされている。
 あらためて犠牲者のご冥福を祈るとともに、行方不明者の一日も早い発見と、被災地域の復興を切に願うものである。
 一年前の震災を振り返り、被災地域の行政区長が語っていた。
 「いくら綿密な防災計画を立てても、それを実行する一人一人が、お互いを信頼し助け合えなければ机上の空論でしかありません」「その点、創価学会の皆さんは、日ごろから“人のために”と、地域に信頼の絆を強めてきたことが、いざという時の対応の早さにつながっていると思います」と。
 地震発生直後、青年部を中心とする救援隊は、自らの危険や被害も顧みず、迅速な対応で断水地域に水を供給。被害が大きかった地域でも、日ごろの人間的なつながりを存分に生かした救援活動が大きく注目を集めたのである。
 今月、宮城県栗原市の文字地域では、地震の影響で濁った川に1年ぶりに清流が戻り、日本最古の染色技法「正藍染」の作業を再開。澄んだせせらぎが戻ったように、再起への歩みは前進している。
 一方、震災によるショックや慣れない生活などから、精神的に不安定になるなど、目に見えない“心の傷”のケアが課題となっている。
 現在、地元の学会組織では、今なお避難生活を強いられる友を励まそうと、仮設住宅での声掛け運動を実施。ともすると人間関係が希薄になるなか、心が通う交流を通し、着実に復興への歩みを進めていること自体が、地域の大きな希望となっている。
 池田名誉会長は今年1月、被災した友に深き唱題を送るとともに、「大災害は多くの人の命を奪い去り、人と人の心の絆をも引き裂いてしまう」「この“分断の魔力”をはね返して、人と人の麗しい励まし合いの世界を蘇生させてきたのが、わが創価の同志だ」と力強い励ましを寄せた。
 人と人とを結ぶ信頼の絆、ヒューマン・ネットワークを一段と強め、復興への粘り強い歩みを進めていきたい。

社説 2009年6月13日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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