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あす、沖縄慰霊の日
「生命尊厳」の模範の天地に



 あす23日は「沖縄慰霊の日」。日本で唯一の凄惨な地上戦で、20万余の人命を失った沖縄戦の終結から64年が経った。沖縄県では糸満市の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式を行うほか、県内の各地でも慰霊の追悼式を催し、沖縄戦で犠牲になった方々の冥福を祈る。
 本土復帰から37年が経過した。那覇市の新都心は、本土と見まがうばかりの見事な発展ぶりを示しているが、課題は小さくない。
 いまだ解決しない米軍基地の問題をはじめ、全国最下位の県民所得、最大の失業率。戦後の日本が抱えてきた光と影を、象徴的に体現しているのが、現在の沖縄の姿であろう。しかし、課題が山積してはいるが、その先行きは決して暗いものではない。
 日本はあらゆる点で深刻な「閉塞感」に覆われている。こうした閉塞感の中にあって、経済的には豊かではなくても、地域社会の中で人々がつながり、助け合って暮らす沖縄的な生き方が、今、大きく注目を集めている。  
 『沖縄力の時代』(ソフトバンク新書)の著者・野里洋氏は「歴史や人々の暮らし、生き方などを含めた、トータルとして沖縄が持つ力が、日本の中で、アジアの中で注目を集め、沖縄が持つ魅力、パワーが再認識され始めている」と、その人間力の強さ、本質的な豊かさを指摘している。
 池田名誉会長が小説『人間革命』の執筆を、沖縄の地で開始してから今年で45周年。そこには「一番苦しんだところが、一番幸せになる権利がある」との名誉会長の深い思いがある。この思いに応え、沖縄の同志は自他共の幸福を願い、楽土建設に励んできた。
 「一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする」との『人間革命』の主題こそが、その変わらぬ決意だった。
 平和建設の果敢な行動は、青年部、婦人部が取り組んだ「反戦出版」の刊行、そして「沖縄戦の絵展」となって結実、大きな波動を広げてきた。その意味で、まさに最大の「沖縄力」を発揮し、地域の発展に貢献してきたといえよう。
 平和への新たな誓いの日となる「慰霊の日」を迎え、一人の生命を変える実践に粘り強く取り組み、生命尊厳の模範の地・沖縄を建設しゆくことを期待したい。

社説 2009年6月22日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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