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今こそ都市社会に人間の絆を



 東京都が毎年行う「都民生活に関する世論調査」。都民が都政に望む第1位は5年連続で「治安対策」だという。
 そんな中、23区でも犯罪件数が少ない街の一つである荒川区の取り組みは興味深い。数年前から、区内の自治会の多くに防犯組織が整備され、区民自ら、防犯・防災に目を光らせるようになった。
 行政や警察も一体となって、「自分たちの街は、自分たちの手で守ろう!」と奮闘した結果、以前にも増して、近所付き合いが濃密になり、地域間のコミュニケーションが活性化。困ったことがあれば声を掛け合うなど、下町の温かい人情にあふれた“人間的つながり”が、犯罪防止につながっているそうだ。
 近隣関係の希薄化が進んでいる都会にあって、いち早く“励ましの連帯”を各地に大きく広げてきたのが学会である。
 学会の集いを訪れた自治会長が「創価学会の組織は、“助け合い社会”のモデルケース」と語るなど、日ごろから励ましの言葉を送り、互いに助け合う学会員の姿は、地域社会の中にあって大きな模範となっている。
 池田名誉会長は語っている。
 「声を出す。声をかける。声を届ける。それが『善縁の拡大』につながる。また、それが、自他共の『幸福の拡大』になる」「自分から周囲へ、わが家から近隣へ、春風の如く、自然のうちに、温かい声、明るい声、力強い声を広げゆくところに、民衆の幸福と平和の地盤が出来上がっていくのだ」
 どんな言葉でもいい。「おはようございます」「お元気ですか」と、何気ないあいさつを心掛けていくことが、地域の安全と繁栄をもたらすのである。
 東京・足立区のある男子部のリーダーは、空手の指導員を務めて12年目。生徒たちに、まず教えることが、あいさつや立ち居振る舞いなどの礼儀作法。礼節の大切さを学ぶことにより、人間的にも成長し、いじめなどの悩みに立ち向かっている子どもたちの姿が、地域社会の中でも目を引いている。
 若者による犯罪の多発など、青年を取り巻く問題が深刻な現代。とりわけ、都市ではこれらの問題が集中的に顕在化している。
 そうした中で「温かく、明るく、力強い声」を掛け合い、人間の絆を強める地道な運動が、人間味あふれる都市づくりに大きく貢献していくことになろう。

社説 2009年7月1日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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