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「確信の対話」で心を揺さぶれ



 民主主義の王道――それは、人間どうしの率直な「対話」である。
 学会の同志が進める対話運動は、人々の心を結び、社会を向上させゆく最も正しい道のりにほかならない。
 逆に、対話の力が弱まるとき、社会は危険な方向へ動き出す。社会心理学者のフロムは、20世紀前半のドイツ社会に「個人の孤独と無力の感情」が蔓延したことが、ナチズムによる圧政を増長させた一因であったと論じている。
 今日の日本も、教育の荒廃や犯罪の増加といった世相を見ると、本来あるべき身近な人との語らいが足りなかったために、事件や事故につながってしまった場合があまりにも多いようだ。 
 教育も文化も、政治も経済も、社会の再生にとって最重要のテーマが「対話」の復権である。マスメディアの在り方も含めて、模索されるべき点であろう。
 例えば、ワイドショーなどで政治を扱うことが増えた昨今――「僕は少し危険だと思っています」と、ジャーナリストの田原総一朗氏が懸念していた。
 「とくにテレビがそうですが、マスコミには白か黒かの烙印をすぐに押したがる傾向があります」「しかし、根拠も示さず、単純に白か黒かのレッテルを貼ることは危険です」(「第三文明」5月号)
 メディアによる“レッテル”は、時として国民の人権や生活を脅かし、社会全体をもミスリードしかねない。
 「世論がイエスかノーかを単純に決めるのは、メディアの責任が大きい」「ほんらいジャーナリストは決して世論に迎合してはならない。世論迎合はジャーナリズムの劣化です」(同)と氏は言う。
 社会のさまざまな課題も、メディア情報ばかりに頼っていては解決できない。大事なのは、民衆自身が声を挙げ、信念と情熱をもって、胸襟を開いて語り合う地道な対話ではないか。その最先端を歩むのが、私たちの運動である。
 戸田第2代会長は、「信なき言論は煙のごとし」と喝破した。我らの日々の行動こそ、無責任な“煙”の論を吹き飛ばし、社会の未来を照らしゆく“太陽”の大言論戦であると訴えたい。
 先月、イタリアの文化・芸術団体から池田名誉会長に「対話の師匠」賞が贈られた。世界に哲学と励ましの対話を広げる師に続け! 我らも、友また友の心を揺さぶる「確信の対話」を、地域社会に堂々と広げゆこうではないか。

社説 2009年7月4日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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