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きょう、水の日
生活の中で水資源を考えよう



 きょうは「水の日」。1977年(昭和52年)5月、水資源の重要性等について国民の理解を深める目的で、需要の高まるこの時期に制定された。
 この1週間は「水の週間」として、各地で水に関する行事が実施される。今回のテーマは「将来を安全・安心に暮らすため、水を大切に使う社会へ」。身近な生活を見直し、水の大切さを再認識する機会としたい。
 日本では戦後、上下水道や治水の整備が進み、水をめぐる環境が大幅に改善された。
 このため通常は、日常使用する水で困ることはなくなったが、一方で世界に目を向けると問題は深刻である。
 東京大学生産技術研究所の沖大幹教授によれば、世界では約10億人が安全な水を得られない状況にあり、その多くがアジアや、サハラ砂漠より南側のアフリカに住む人々である。こうした人々は、1日の生活に最低限必要な20リットル(一人当たり)の水を、距離にして1キロ(15分)以内に得ることができない。
 さらに、汚水による健康被害も多く、年間約180万人の乳幼児が死亡しているという(本紙1月17日付7面)。
 水に恵まれた日本こそ水問題に敏感でありたい。しかし、日本における水の使用量は増加傾向にあり、一人が1日に使用する水の量も、この40年で約170リットルから約320リットルと、ほぼ倍増している。
 水の豊かなわが国でありながら、食料輸入にともない、海外から「仮想水」を大量に輸入しているという問題もある。
 このため、国民一人一人が「水を大切にする」という意識を一段と強くもつことが大事だ。
 歯磨きや洗顔で小まめに水道を止めることはもちろん、食器を洗う際は事前に油や汚れをふき、「ため洗い」をすれば大幅な節水につながる。
 また、風呂の残り湯をトイレの流し水や洗濯に活用すれば、家計へのメリットも大きい。
 池田名誉会長は昨年の第33回「SGIの日」記念提言で世界の水問題に言及。「『命のための水』世界基金」の創設を提唱し、「人間の尊厳が脅かされている多くの人々の状況を改善するための対策を集中的に進めるべき」と訴えた。
 私たちの立場では、有限な水資源をいかに大切にするかを常に意識し、使用することであろう。その積み重ねの中にこそ、環境問題解決のカギもある。

社説 2009年8月1日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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