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終戦の日に誓い新た――立正安国へ「哲学と団結」で



 「権力にたいする人間の闘いとは忘却にたいする記憶の闘いにほかならない」 チェコ出身の作家ミラン・クンデラの言葉である(西永良成訳)。
 太平洋戦争の終結から64年。終戦の年の昭和20年(1945年)以前に生まれた戦争体験者が、全人口の約2割となった今、“忘却との闘い”はますます切実だ。戦禍を二度と繰り返さぬために、戦争の愚行を若い世代が学び、残していかなくてはならない。
 国連の潘基文事務総長は本年1月、スイスで開かれた世界経済フォーラムで、新しいリーダーシップとして「市民社会の力」の必要性を訴えた。
 核拡散、テロリズム、環境問題など、21世紀に入り、多くの難問に直面する国際社会。国家の力による解決だけでなく、民衆の“草の根”運動が、大きな役割を果たすべき時代といえよう。
 国連NGO(非政府組織)であるSGI(創価学会インタナショナル)が長年にわたって進めてきた多角的・持続的な平和・文化・教育の活動に、一段と注目が集まっているのである。
 学会を評価する世界の知性が異口同音に語るのは、(1)会員一人一人の内面に、生命尊厳や社会貢献の「哲学」が深く根づいている点、(2)信仰の組織を通じて、強い「団結」で結ばれている点だ。
 どんなに良心的な運動も、この両輪がなければ、その場その場の政治状況やマスメディアの論調等に翻弄され、時とともに目的を見失い、やがて瓦解せざるを得ない。これは、戦後の原水爆禁止運動がたどった歴史などに見る、痛切な教訓であろう。これでは“忘却との闘い”には絶対に勝てない。
 人類を救う大善の仏法哲学。その哲学を世界に広げる池田名誉会長という大指導者。青年たちを先頭とした民衆組織の連帯――。学会が、あらゆる偏見や中傷をはね返し、決してぶれない前進を続けている源泉は、この優れた「哲学」と「団結」の力にほかならない。
 「草の根レベルで、ここまで民衆の力を結集し、一貫して平和主義を根底に活動している団体はない」と、財団法人広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長も賞讃を惜しまない。
 終戦から64年。我らの信念の対話は、為政者が平気でぶれたり、忘れたりする日本の軽薄な風潮を変革しゆく、「立正安国」の壮大な挑戦であると叫びたい。

社説 2009年8月15日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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