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「振り込め詐欺」に厳重警戒を



 振り込め詐欺の被害が後を絶たない。 今年は7月末の時点で、4752件の被害が発生、被害額は60億にものぼる。被害に遭った方の多くは、振り込め詐欺を知っていた。にもかかわらず、犯人の用意周到で巧みな罠にはまっている。今一度、注意を促したい。
 振り込め詐欺で最も被害が大きいのは「オレオレ詐欺」。電話を利用して身内を装い、現金を振り込ませ、だまし取る。被害者層は60代以上が大半。犯人は「副業で失敗した」「会社のお金を使い込み、上司に見つかった」など、さまざまな理由をでっちあげ、現金を要求する。
 本人との声の違いをごまかすために、わざとせき込み、信頼させる手口も使う。最初は疑っていても、一度、自分の身内と信じ込むと、なかなか気づけず、犯人の言うがままになってしまう。内容が不名誉なことで人に相談しにくいことも、だまされやすい原因だ。
 しかも最近は「オレ、オレだよ」とは言わず、正しい身内の名前を名乗る場合も増えている。「息子だけでなく、嫁の名前も言った」「息子の大学の学部まで言っていたので信じた」などの事例がある。犯人グループは幅広い個人情報をもっていることも知ってほしい。
 対策は、誰であれ、どんな理由であれ、電話口でお金の振り込みの要求や、お金が戻ってくるという内容が出たら、まず「疑う」ことだ。どんなに急かされても決して慌てず、連絡を受けたら、直接本人に確認しよう。自分では落ち着いていると思っても、決して一人で判断せず、友人に相談するのが賢明だ。
 また被害に遭うのは、身内と別居し久しく連絡を取っていない方が多い。注意を促すため、身内と詐欺について話し合い、合言葉や家族しか知り得ない質問などを決めておくのも有効だろう。
 最近は振り込みを要求せず、「上司が取りに行く」と言い、現金を自宅まで取りに来るケースがある。警察や銀行関係者を名乗り、「あなたの口座が犯罪に使用されている。手続きが必要」と言い、口座情報を聞き出し、だまし取る事例も発生している。
 手口はますます悪質化・巧妙化しており、厳重な警戒が必要だ。御書に「敵と申す者はわすれさせてねらふものなり」(1185ページ)と。自分だけは大丈夫という油断を排し、「前前の用心」を怠らず、事故を未然に防いでいきたい。

社説 2009年9月2日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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