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国際オゾン層保護デー



 “地球と一体の自分”を、皆が考えざるを得ない時代である。
 きょう16日は、国連環境計画が定めた「国際オゾン層保護デー」。日本では今月を「オゾン層保護対策推進月間」として、オゾン層保護やフロン対策等に関する普及啓発活動を進めている。
 フロン回収のため、冷蔵庫やエアコンなどの廃棄の際、家電小売店等に引き取りを依頼するほか、ノンフロン製品を選ぶなどの努力を呼びかけている。
 冷蔵庫、車や家のエアコン、洗濯乾燥機、スプレーなどに使われるフロンガスは、安価で扱いやすく、人体にも無害。多くの生活品に役立ってきた。ところが1970年代、大気に放出されるフロンによって地球を覆うオゾン層が破壊されることが確認され、その後、世界的に生産が規制されるようになった。
 オゾン層には、宇宙から降り注ぐ有害な紫外線を吸収し、地上の生物を守る役割がある。5億年以上前には、陸上に生物がいなかったのも、オゾン層がなかったため陸上に棲めなかったからだという(松井孝典東京大学名誉教授)。
 環境省によると、オゾンは80年代から90年代前半にかけて地球全体で大きく減少し、現在も減少したまま。とくに南極域上空は顕著で、穴のあいたように見えるオゾンホールが毎年大規模に形成され、深刻な状況が続いている。
 こうした地球環境の危機を打開するには、科学技術の向上や産業各界の努力が望まれる。とともに、私たち一人一人が、ライフスタイルをできるところから改める必要があろう。
 まずは、自身と現在のことだけではなく、将来の世代にも思いを致し、他者を思いやることではなかろうか。
 池田SGI会長は宇宙飛行士セレブロフ氏との対談で、仏法の縁起観を通し、他者への「慈愛と想像力」を持つことの必要性を語っている。
 「他者や未来の世代を顧みず、自然環境を傷つけていけば、結局、苦しむのは自分たちです。森羅万象は時空を超えて密接に結びついているからです」(対談集『宇宙と地球と人間』)
 エゴと欲望をいかにコントロールし、環境との共生を目指すか。人間と環境が一体ならば、人間自身の変革によって環境を変えられないはずがない。この強靱な信念に立つ仏法哲学こそ、文明的課題の解決への大いなる指標である。

社説 2009年9月16日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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