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“高齢社会”を幸福に生きる



 先日、厚生労働省が発表した調査が話題になった。全国の100歳以上の高齢者が、初めて4万人を突破したのだ。
 同調査での1万人突破は1998年。以降、5年後の2003年には2万人、その4年後の07年には3万人を超え、わずか2年で4万人台に達した。
 高齢社会白書によると、日本の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は昨年、22%を超えて世界一。2055年には40・5%に達するという。
 世界に例を見ない速度で超高齢社会に突入した日本に、各国が注目している。
 こんな調査がある。178カ国の平均寿命や経済状況、教育レベルなどを基に計算した「国民の幸福度」(06年)。
 日本は、なんと90位。世界2位の経済成長を遂げたわが国だが、“幸せはお金では買えない”ということだろうか。
 1位に選ばれたのは、デンマークだ。
 東海大学医療技術短期大学の准教授・林真理子さんは、看護研修で訪れたデンマークの印象を“人に優しい国”“皆が幸せに暮らせることを大事にしている”と本紙で述べた。さらに、同じ運動でも他者のために体を使うと、自身の生命力を高めて健康増進につながるという。
 「いかに老いるか」とは、すなわち、「いかに生きるか」である。自分だけの健康や幸福を追求するのではなく、他人に尽くす生き方に、生命の輝きと充実の日々を送る秘訣があるといえよう。
 御聖訓に「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(御書1598ページ)と。他者への献身の行動が自身を幸せに導くとお教えの通りである。
 その模範の実践が、本紙の「いきいき広場」に登場する多宝会メンバーだ。人類の幸福を願い、学会活動で培った経験を生かして老人会やサークル等で活躍。「皆が仲良く安心して暮らせるように」「地域のために動くことが最高の喜び」など、はつらつと自身の使命を語る。
 池田名誉会長は「学会は慈悲の団体です。『励まし』と『祈り』という尊い『無償の行動』を貫いて、根本的次元から人々を救ってきたからこそ、学会は精神界にそびえる王者となったのです」と。
 きょうは「敬老の日」。師と共に大願に生き、快活に“人生の総仕上げの道”を歩まれる多宝の友に、後継世代は感謝と尊敬の念を忘れまい。創価家族の心の絆こそ、学会草創期からの伝統であり、直面する高齢社会の希望となろう。

社説 2009年9月21日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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