創価学会お仏壇
大唱堂

池田・ワヒド対談に反響――
世界を結ぶ「英知の対談集」



 「イスラムという言葉が、語源的に『平和』に関連していることに驚いた」
 月刊誌「潮」10月号でスタートした、インドネシア共和国のワヒド元大統領と池田SGI会長の対談「平和の哲学 寛容の智慧」への反響である。
 インドネシアは世界最大のイスラム国。仏教、ヒンドゥー教、キリスト教が共存し、300を超える民族が共生している。対談で語られる実像は、ニュースで聞くテロや紛争のイメージと違って、豊かな文化や智慧にあふれている。
 かつてワヒド氏は「民族性や文化的な違い、あるいは歴史的な背景にかかわらず、対話は人々に“人間の顔”を与えることができるのです」と語った。
 知ることは、分かることだ。いがみ合いを乗り越え、人間としての共通の価値観を見いだす下地となる。“人間の顔”とは、今まで知らなかった相手を知り、親しみや尊敬の念を抱くことであろう。その鍵が「対話」なのだ。
 SGI会長が世界の一級の知性と重ねてきた対話・対談という形式には、人々の魂を深く揺さぶる力がある。
 「宗教は『人間の幸福』のためにある。教義においては妥協できなくとも、全人類の平和のためには、必ず協調できる」と語るSGI会長の英知の対話は、読者の生き方を鼓舞してやまない。
 ナポレオン家当主のナポレオン公との対談(「第三文明」)、ウクライナ国立キエフ工科大学のズグロフスキー総長との語らい(「灯台」)も好評連載中だ。エマソン協会のワイダー前会長との対談なども予定されている。
 思えば、日蓮大聖人の「立正安国論」は、全編が「(しばしば)談話を致さん」(御書17ページ)という対話の精神に貫かれていた。
 プラトンの著作も、ダンテの『神曲』も、孔子の『論語』も――すべて、人類史に輝く不朽の対話篇だ。どの作品も、意見が一致することもあれば、主義主張のぶつかり合いにもなる。しかし対話を通じて互いの心が共鳴し、やがて大いなる精神的価値を生んでいくのだ。
 教育・文化・政治など、現代の諸問題は、「対話」を嫌う風潮に一凶があるのではないか。世界を結ぶ対話の指導者、社会に根ざす創価の民衆対話運動に、日本は真摯に学ぶべきだ。
 新たな発見や、生きる希望と勇気を贈る対談集は、読書の秋に「心と精神の旅」の機会をもたらすにちがいない。

社説 2009年10月3日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
聖教新聞
(過去ログ)
今週のことば

創価学会お仏壇仏具お店,数珠念珠と法華経日蓮に三色旗,東京大田区,埼玉鶴ヶ島,SOKA Butsudan SGI Nichiren

PCサイト
創価学会お仏壇

お問い合わせ
Taisyodo