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あすから読書週間――良書との出あいが人生をつくる



 あす27日から「読書週間」が始まる。今年の標語は「思わず夢中になりました」。最近、夢中になるような本に出あえただろうか。
 読書は古今東西の文豪や偉人との「対話」を可能にし、“良書との出あい”は、人生を大きく変えゆく力となる。
 明治大学の齋藤孝教授は「日本ではいつのまにか、本は、『当然読むべき』ものから『別に読まなくてもいい』ものへと変化してしまった」(『読書力』岩波新書)と警鐘を鳴らす。「情報過多」の時代。特に、若い世代の本離れ、活字離れは深刻だ。
 (財)出版文化産業振興財団の調査によると、1カ月間に本を1冊も読まない人が23・7%に上った。実に4人に1人の割合。読まない理由の約4割は「仕事、家事、勉強が忙しくて本を読む時間がない」との回答だったという。
 ある青年の話。社会人となり、慣れない長時間の電車通勤を苦痛に感じていた。だが、先輩の一言で、“通勤時間を読書の時間”と決めた。その日から6年。苦手な読書への挑戦は今も続き、膨大な本を繙くことに。それは仕事をはじめ、多彩な分野で役立っているという。
 読書のために時間をつくれなくても、電車内や人を待つ合間など、わずかの時間を見つけては本を開くことである。本を開かなくても、常に持ち歩く習慣を身に付けることが本に親しむ第一歩。
 「青年よ、心に読書と思索の暇をつくれ」とは、戸田第2代会長の箴言。池田名誉会長の若き日の読書も、多忙を極める仕事と日常活動の中で寸暇を惜しみ、むさぼるようにして積み重ねられた。ゲーテ、ホイットマン、ユゴー、ダンテ、魯迅……。
 読書を通しどのような情報を自身の血肉とするかによって、生き方は変わる。
 名誉会長は語っている。「良書は、幸福の向上と、知性と創造の方向に命を導き、思想・人生を建設する」と。
 青年時代の“良書との出あい”は心の世界を大きく広げる。古今の偉人の精神に触れることは、正義の力を磨く、重要な闘争なのである。
 来年は「国民読書年」と国会で決議された。知識は知恵の源泉だ。豊かな心を育み、賢明な人生の礎となる読書に挑戦していきたい。そこにこそ、社会に尽くす大人材や、広宣流布の後継者の波が広がりゆくと確信して。

社説 2009年10月26日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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