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振り込め詐欺―“自分は大丈夫”が危ない



 10月に全国の警察が認知した振り込め詐欺の被害額は9億100万円。9月より約3割も増加したという。
 10月15日からの1カ月間は警察庁が定めた振り込め詐欺“撲滅強化推進期間”で、捜査の強化や防止対策に全力が注がれた。にもかかわらず、「一度に大口の金を取りやすい『オレオレ詐欺』の増加が目立った」と同庁。
 「振り込め詐欺には、自分は絶対だまされない」と思っている人が大半。しかし、それこそが油断である。
 また、事件や事故を金で済ませられるという安易さに誘導されてしまうと、たとえおかしいと感じていても、「子どもが困る」「恥をかく」よりは……と、あわてて振り込んでしまうのである。
 最近のオレオレ詐欺の特徴は、(1)“息子”を騙る(2)高齢女性が狙われやすい(被害者の76%が50歳以上の女性)(3)1件当たりの被害額は200万円を超える。特に10月は、全体の72%で“息子”と名乗る者から「携帯電話の番号が変わった」との電話が事前にあったという。
 ちなみに、振り込め詐欺と思われる電話を受けたことがある国民は、約3500万人にのぼるとの調査もある。実に4人に1人という計算だ。
 被害者のほとんどが振り込め詐欺の存在を知っていたが、“だまされている時は気付かなかった”という。犯人は詐欺への認識が広まり、警戒が強まるほど、より巧妙な手口で陥れようと画策してくるのだ。
 一例を挙げると、犯人は刑事や銀行協会職員を名乗り、「あなたの口座が犯罪に使用されている。手続きが必要」などと言って口座番号や暗証番号を聞き出す。現金の振り込みではなく「上司が取りに行く」「バイク便業者を向かわせる」など、直接、自宅まで金を取りに来る。
 また、有料サイトの解約忘れ等を口実に架空請求する、といった手口だ。
 防衛策としてはまず、(1)家族同士で緊急時の連絡先や“合言葉”を決めておく(2)さまざまな手口を認識し、普段から注意を促し合う(3)すぐに判断しない(4)一人で悩まず、家族や知人、警察に相談する、といったことが挙げられる。
 御聖訓には、「さきざきよりも百千万億倍・御用心あるべし」(御書1169ページ)と。冷静な判断力を失わず、魔を寄せつけない強い祈りで、聡明な暮らしを心掛けたい。

社説 2009年11月16日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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