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きょう、世界人権デー
「平和と人権の世紀」構築へ前進



今年4月、オバマ米大統領のプラハでの演説が大きな話題を呼んだ。大統領が広島と長崎への原爆投下の道義的責任に触れ、「核なき世界」への決意を述べたからだ。
 現職の米大統領が、自国の戦争の過ちを認めることは容易でない。だが、オバマ氏はそのタブーに挑んだ。否、むしろ、近著『評伝 バラク・オバマ 「越境」する大統領』(渡辺将人著、集英社)によれば、それを労せずして乗り越えた感があるという。
 ――大統領は幼少期をインドネシアやハワイの地で暮らし、アジアの友人や日系人と触れあう機会が多かった。その内面に育まれた「多様性」によって、心の根底には「戦争で虐げられる犠牲者への目線」がある、と。
 評伝の考察は、オバマ氏の内的資質に迫るとともに、「核なき時代」の到来には、他者容認の視線が肝要であることを示唆している点で、とても興味深い。
 核兵器の使用は、言うまでもなく「最大の人権侵害」である。が、その思想が世界の潮流となるためには、人種や宗教の差異を認めない国家や個人のエゴイズム(利己主義)の壁を打ち破ることが不可欠なのだ。
 52年前、戸田第2代会長が「原水爆禁止宣言」の中で、「私はその奥に隠されているところの爪をもぎ取りたいと思う」と喝破したのも、エゴにとらわれがちな人間の生命に潜む、他者不在と憎悪の「魔性」を鋭く見破ったからにほかならない。
 生命の尊厳を蹂躙する「一凶」を断じて許すな!――この根源的な“人権闘争”の宣言は、戸田会長の青年部への第一の遺訓であった。
 恩師の遺志を継いだ池田SGI(創価学会インタナショナル)会長は、半世紀もの長きにわたり、「平和と民衆の連帯」の拡大を続けている。SGIでは現在、「核兵器廃絶への挑戦と人間精神の変革」展が世界を巡回。先月、神奈川の戸田平和記念館でも開幕した。
 「自分たちの身の回りで人間性の絆を強めていく『対話』こそ、迂遠のようでも世界平和への直道である」(記念提言「核兵器廃絶へ 民衆の大連帯を」)とは、SGI会長の一貫した信念である。
 きょう10日は、世界人権宣言が採択された「人権デー」。一人一人が「平和と人権の世紀」への対話を深める日としたい。

社説 2009年12月10日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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