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冬休みはゆっくり親子の語らいを



 子どもたちも冬休みに入る。年末年始は親子でゆっくり時間を過ごし、日ごろは忙しくて話せないことも、じっくり語り合いたいものである。
 先月、文部科学省が、2008年度に確認された小・中学生の問題行動の調査結果を発表した。
 それによると、暴力行為が過去最多の約6万件にのぼり、この3年間でも7割増と急増していることが分かった。
 同省では、子どもが感情を上手に抑制できないことや、コミュニケーション能力の不足、規範意識の低下などが背景にあるとしている。
 いわゆる“キレる”子どもが増えているのだが、その要因の一つに親子のコミュニケーション不足があることは、かねてから指摘されている。
 親子関係を豊かにするために必要なことは、お互いの信頼関係を深めていくことだろう。その際に肝心なのは「子どもの状況をよく知る」ことだという(本紙16日付「教育」のページ、東北大学・邑本俊亮准教授)。
 どうしても親は、子どものことは何でも分かっていると思い込み、そのつもりで話してしまいがち。
 一方、子どもは学校や友だち関係、部活動や習い事などでさまざまな事情を抱え、親の気づかないところで悩み、苦労をしていることがある。
 それらを理解して接していかなければ、どんなに正しいことを言っても「何も知らないくせに」と反発されるだけだろう。
 大事なことは、腰を据えて子どもの話にじっくり耳を傾け、同じ目線の高さで語り合うことだ。そして「ほめる」ことを心がけながら、すべてを受け止めてあげることだろう。
 子どもの話に納得がいかなかったり、悪事の告白があるかもしれない。そんな時も頭ごなしに叱ったり、話を途中で打ち切ったり、一方的に意見を押し付けることは慎みたい。
 悩みや夢を共有し、経験を通したアドバイスができれば、“親に話してよかった”と感じて、信頼はいっそう深まるだろう。
 池田名誉会長は「自分のことをどこまでも信じ、見守ってくれる存在がいることは、子どもにとって何より生きる励みとなり、力となる」と語っている。
 大きな心でわが子を包容しゆく、この年末年始としたい。

社説 2009年12月23日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online

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