創価学会お仏壇
大唱堂

あす、国際母語デー 言語文化の興隆支える創価運動



 あす21日は「国際母語デー」。言語と文化の多様性を尊重し、世界各地の言語を守る目的で、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が定めた国際デーである。2000年(平成12年)に始まり、今年で11回目を迎える。
 多くの言語が存亡の危機に直面する現実がある。例えば、今月上旬のニュースは記憶に新しい。インド領アンダマン諸島で、先住民が話す言語の“最後の話者”が相次ぎ亡くなり、二つの言語が絶滅したとの報道だ。
 世界には6000以上もの言語があるというが、その半数が今世紀中に消滅してしまうとの説もある。これからの100年間で「平均して約2週間ごとに少なくとも一つ、言語が死滅」(D・クリスタル著、斎藤兆史・三谷裕美訳『消滅する言語』中公新書)する状況を迎えるのだ。
 一昨年の08年は、国連によって定められた「国際言語年」。その決議の採択にあたり、複数の国家が「言語的多様性は、文化的多様性の基礎である」と強調している。そこには、「ことば」を守ることは文化そのものを守ることであるとの共通認識があった。
 近年、若い世代の言語力低下、表現の単純化を指摘する声がよく聞かれる。昨秋、第1回が実施された「言語力検定」にも、そうした危機感が見て取れる。
 かつて、北海道医療大学の阿部和厚教授が本紙のインタビューで語っていた。
 「私たちにとって、言語が極めて重要である半面、近ごろは、情報量が多すぎるあまり、言葉を軽視しがちな風潮もあります」
 日常の言葉を内容の豊かなものにしていくこともまた、文化を守りはぐくむことに直結するのではないだろうか。
 「言と云うは心の思いを響かして声を顕すを云うなり」(御書563ページ)。
 池田名誉会長は、「皆を励まし、鼓舞しようとする時、無限の言葉が溢れ出てくる」と語っている。「ことば」がもつ可能性に気付いてこそ、ユネスコが強調するような“世界の多様な母語を守る重要性”も、身近なこととして感じられよう。
 192カ国・地域のメンバーが日々、言葉を尽くして友を励まし、前進を誓い合う創価学会。その歩みは“言葉の可能性”を無限に広げ、言語文化の興隆を支えゆく運動でもある。

社説 2010年2月20日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
聖教新聞
(過去ログ)
今週のことば

創価学会お仏壇仏具お店,数珠念珠と法華経日蓮に三色旗,東京大田区,埼玉鶴ヶ島,SOKA Butsudan SGI Nichiren

PCサイト
創価学会お仏壇

お問い合わせ
Taisyodo