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五輪に見る人間精神の輝き



 「平和の祭典」である冬季五輪は、バンクーバー大会で21回目。朝、テレビをつけると大会の生中継が目に飛び込んでくる。観客の歓声、選手の笑顔、涙……この瞬間を目指し、どれほど地道な練習を重ねてきたことか。
 メダルを懸け、力と技を競う世界――勝負の裏側には、多くのドラマがあり、見る側に夢と感動を与える。
 ロゲ国際オリンピック委員会会長は、同大会開幕式で「五輪は単なる競技ではなく、82もの国や地域から人種、性別、言語、宗教、政治を超えて、友情や尊敬の念を追い求める素晴らしさを共有できる」(要旨)とあいさつした。
 こんな話が伝わってきた。アルペンスキー男子スーパー大回転(19日)を制したノルウェーのスビンダル選手に、同競技中に転倒し、病院に運ばれたスウェーデンのイエルビン選手が、病床から祝福の電話をしたという。これに対してスビンダル選手は、自らのブログで感謝の意を表し、国を超えた友情がいかに尊いものであるかを綴った。
 ノルウェーとスウェーデンは隣国同士だが、古くから政治体制や領土などを巡って対立が続いていた。ノーベル賞の授賞式は、平和賞がノルウェーで、平和賞以外がスウェーデンで行われる。これも両国の和解を願ってのことだという。
 平和を築く原点は、こうした一人一人の友情が基盤となろう。現在、青年部が繰り広げている「核兵器禁止条約」の制定を求める署名活動はじめ、これまでの創価学会の平和運動も、友情のネットワークを世界へと広げる戦いである。
 元五輪選手でもある名門カイロ・アメリカ大学のアラム副総長(当時)は、池田名誉会長と対談した折、勝利の要諦として(1)自分の行っていることに対する「信念」「確信」(2)やり遂げる「固い決意」(3)ベストを尽くす「まじめさ」と「真剣さ」「努力」――の三つを挙げた。
 一流は一流を知り、相手の努力の深さも分かる。アラム副総長の挙げる信念、決意、真剣さなど、これらはすべて身体能力でなく、心のパワーだ。
 名誉会長は「勝負の決め手は『心』だ」と語っている。これはスポーツのみならず、人生万般に通じよう。
 きょうは大会13日目。氷雪を舞台に、熱い試合が続く。全力で壁に挑むアスリートたちの姿は、勝つことへの「執念」を教えてくれる。

社説 2010年2月25日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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