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1日から全国火災予防運動



 春の全国火災予防運動が3月1日から始まる(7日まで)。
 総務省消防庁が掲げる標語は「消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子」。春先は空気が乾燥しがちで、小さな出火から大火災になる危険性がある。出火件数を四季別に見ると春季(3〜5月)が最も多く、火災による死亡事故も、冬から春にかけての4カ月(12〜3月)に集中する。
 今回の予防運動の重点目標でも、「住宅防火対策の推進」がうたわれている。具体的な項目として、設置義務化を踏まえた住宅用火災警報器(住警器)の早期設置や、住宅用消火器をはじめとした防災機器の普及などが挙げられている。
 「1つの家庭に 2つの消火器 3つの火災警報器」という言葉もある。わが家の寝室や避難経路になる階段などに、住警器は設置されているだろうか。台所などに消火器はあるだろうか。
 また、腐食や傷のある古い消火器は要注意である。本紙の暮らし欄(今月23日付)でも触れているが、破裂事故の恐れがあるからだ。
 “備えあれば憂いなし”。具体的に手だてを講じるからこそ、より意識も高まる。この機会に是非、自宅の防火対策を見直したい。
 こうした防火の備えを万全にするとともに、“出火”しないための用心も必要である。出火原因が疑われることに対しては、徹底的に対策を施しておきたい。
 フランスの作家サン=テグジュペリの小説『夜間飛行』には、大陸を結ぶ郵便夜間飛行機の支配人が描かれている。「なげやりな態度をとって、せっかく軌道に乗った出来事を成行きにまかせておくと、不思議なことに事故が生まれる」(山崎庸一郎訳)――そうつぶやきながら、彼は手紙を積んだ飛行機が無事に到着するまで、一晩中眠らず、心を砕く。
 かつて池田名誉会長は、このエピソードを通し、順調に物事が進む陰には言い尽くせない辛労があるとし、「『小事が大事である』ということを忘れずに、また、陰で働く人たちの苦労が、鏡に映すようにわかる聡明な人であっていただきたい」と、若き友らを激励した。
 「無事故」は、断固、勝ち取るもの!――こうした強い決心が、家庭や地域においても肝要だ。惰性と油断という“災いの火の粉”は即座に振り払い、安穏で心豊かな毎日を勝ち取りたい。

社説 2010年2月27日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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