創価学会お仏壇
大唱堂

親子で考えよう 新学期のリズム



 4月は子どもの入学・入園、進級の季節。咲き誇る桜花の美しさと春風を感じつつ、新学期が始まった。希望の未来へ期待が膨らむとともに、不安な気持ちから、心のバランスが崩れがちな時期でもある。集団生活、友だちとの関係、勉強内容など、環境が大きく変わるためだ。
 この変化に適応できるよう、親子で生活のリズムを整えていく必要がある。池田名誉会長は「子どもが、すこやかに成長するリズムを、どう確立するか。これは、親としての『戦い』の一つと考えてほしい」と述べている。
 宿題の習慣、身辺の整理など留意すべき点は多いが、特に「朝に勝つ」ことを銘記したい。心身共に充実した朝の出発が、「一日の勝利」に直結するからだ。
 基本は「早寝・早起き」。小学1年生なら、夜は8時までに寝て、疲れを取る習慣を付けたい。早く寝れば、翌朝はおなかもすいて食事が進む。朝食は子どもの発育に影響する、大切な要素だ。体温が上がり、心身の活動力が増す。脳も目覚め、授業に集中しやすくなる。
 こうした生活の基本を教えるために、わが子とどう接するべきか。東京学芸大学の岩立京子教授は、ポイントを次のように述べている。(1)楽しいと思える動機付けを(2)頭ごなしに叱らず、子どもの言い分を聞く(3)「叱る」ではなく「気長に待つ」が基本――などである(「灯台」3月号)。いずれも、子どもの自主性を尊重した接し方と言えよう。
 日々の生活のなかで、実際には、うまくいかないことがあるかもしれない。また不登校やいじめなど、困難の渦中で新学期を迎えた家族も少なくないだろう。
 名誉会長は『21世紀への母と子を語る』の中で、戸田第2代会長のエピソードを紹介している。
 ――学会歌の指揮に立つ戸田会長。その勢いで、卓上の水差しとコップが触れ、どちらも壊れてしまった。会長は当意即妙に述べる。両方に壊れる素質があったから壊れた。これが綿とガラスであれば、決して壊れない。信心も同様で、他人が悪いから不幸になったのではない。自分が“綿”となり、自分の宿命を変えていく以外に道はない、と。
 「子育ても同じ」と名誉会長。まず親が、環境に紛動されず、何があっても優しく子どもを包み込む心の強さを培いたいと望んでいる。その努力を忘れず、親子ともどもに成長の日々を送りたい。

社説 2010年4月15日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
聖教新聞
(過去ログ)
今週のことば

創価学会お仏壇仏具お店,数珠念珠と法華経日蓮に三色旗,東京大田区,埼玉鶴ヶ島,SOKA Butsudan SGI Nichiren

PCサイト
創価学会お仏壇

お問い合わせ
Taisyodo