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平和への道標――反響を呼ぶ名誉会長の著作



 戸田第2代会長は青年に語った。
 「長編を読め。古典を読め。今、読んでおかないと、人格はできない。本当の指導者にはなれない」
 偉大な文学には、人間の尊さと愚かさ、人の心の機微、善と悪などについての深い洞察がある。人生を価値的に生きるための知恵がある。人格を鍛錬する最良の糧となる。
 数年前から「新訳ブーム」という言葉を聞くようになった。古典の新訳本が次々と出版。ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』の新訳が100万部超を売り上げたことに象徴されるように、今、古典が読まれている。
 流行の要因はさまざまだ。確かなことは、古典の魅力が再認識されていることである。古典と呼ばれ、人々に読み継がれる作品には普遍性がある。そこに時代や国境を超えて支持される理由がある。
 現在、池田名誉会長の著作の海外出版は40言語に及ぶ。総数は1170点。中でも高い評価を受けているのが、世界の識者との対談集である。「人類の教科書」「池田博士は“平和のための対談集”というジャンルをつくった」等の賞讃が寄せられている。
 大歴史家アーノルド・トインビー博士との対談集『21世紀への対話』は、発刊から35年を経た今も“平和への道標”として輝きを増している。同書を、多くの識者が“不朽の古典”と讃える。
 人生、哲学、歴史、文学、芸術、科学……名誉会長の語らいのテーマは多岐にわたり、対談者も多様だ。思想や信条、宗教、民族も異なる。しかし、仏法の普遍性に根ざした対話からは、多彩な色調で名画を描くように、互いの卓越した見識に彩られた相互理解と信頼が生まれる。まさに“対話の芸術”と言えよう。
 いまだやまぬ暴力の悲劇。その根底にある相互不信の壁を破り、平和へと至る道は「対話」をおいてほかにない。名誉会長の著作は、その模範的・先駆的な事例の一つと言えるだろう。
 今、名誉会長の「対話」に世界が刮目する。「人間の行動は思考の最上の通訳者だ」とは、哲学者ジョン・ロックの言。平和には“対話が重要”との認識も、“行動”に結実してこそ現実のものとなる。名誉会長が起こした「対話の行動者」としての一波を、私たちは後継の使命に燃えて、平和構築の万波へと広げていきたい。

社説 2010年4月17日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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