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崇高な使命に生きる白樺の友



 きょう12日は「看護の日」。「近代看護の創始者」として敬愛される、ナイチンゲールの誕生日にちなんだ記念日だ。

 1820年、ナイチンゲールはイギリスの大資産家の娘として生まれた。何不自由ない青春を送っていたが、真の生きがいを求めて、看護の道を志す。クリミア戦争に従軍した彼女は、身を粉にして野戦病院の改革に挑み、帰国後は看護学校を立ち上げるなど、生涯、患者の側に立つ看護制度の確立に尽力した。

 まだ、看護師という仕事の重要性が認められていなかった時代。心ない中傷を受けても、彼女は微動だにしなかった。「最も幸福な人々、自分の職業を最も愛する人々、自分の人生に最も感謝の念を抱いている人々、それは私の考えでは病人の看護に携わっている人々である」(湯槇ます監修、薄井坦子他編訳『ナイチンゲール著作集』第3巻、現代社)と、自らが決めた道を毅然と歩み抜いた。

 今、“妙法のナイチンゲール”として、それぞれの職場で希望の存在と輝いているのが、婦人部・白樺会、女子部・白樺グループの皆さまである。

 中学生文化新聞主催の第37回「作文コンクール」(2006年度)の審査員特別賞受賞作品は、高齢者の訪問看護に携わる母への思いをつづったものだった。

 ――大好きな母がある日の仕事中、交通事故に遭い、自宅で療養することに。娘は母の体を案じて、仕事を辞めてほしいと考えた。だが、多くの人が母の職場復帰を待っていることを知り、「お母さんがとっても大切な人だったっていうことが分かった」――と。

 日々、生老病死の厳しい現実と向き合う医療現場。不規則な3交代勤務の苦労や、慢性的な人手不足の問題もある。過酷な環境の中、白樺のメンバーは“決してあきらめない”との信念で患者の回復を強く祈り抜き、病める人、傷ついた人に笑顔と励ましを送り続けている。

 池田名誉会長は、「看護自体が人を救っていくという仏法上の菩薩道に通じるものであり、看護に携わる皆さま方は人を救う特権を持っておられる」と、その労苦を最大に讃える。

 白樺の木は荒れ地で真っ先に育ち、土地を肥沃にして、他の植物が育つ土壌を作るという。まさに、「いのちこそ宝」との美しい心で、崇高な使命に生きる白樺の友の姿と重なる。尊い献身の行動に心から感謝したい。

社説 2010年5月12日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
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