創価学会お仏壇
大唱堂

高齢者の車の運転 十分注意を



 高齢ドライバーが車に表示する高齢運転者標識・通称「もみじマーク」の見直しが進められ、話題を呼んでいる。

 そもそも、同マークが導入された目的は何だったのだろうか――。

 この標識は、周囲のドライバーから高齢運転者を保護するために導入されたものである。マークを提示している車両への幅寄せや割り込みは禁止されており、違反者は初心運転者等保護義務違反に問われる。現在、表示は「努力義務」とされているが、安全性向上のためにも、進んで装着したい。

 “高齢者の運転は危険”と決めつけられるのは心外と思う人もいるだろう。確かに、長年培った運転技術や高い順法意識など、安全運転に直結している高齢者ならではの特性もあるから、一概には言えない。

 しかし、交通事故で高齢者の割合が増加していることも事実である。警察庁の交通事故統計(5月末までの今年の累計)によると、自動車乗車中の事故死で、65歳以上は37%を超え、年代別では断トツという結果となった。

 「夕方、歩行者に気付かず、惨事になりかけました。以来、夕方以降の運転は極力控えるようにしています」と語る年配者もいる。夕方は交通量が多く最も危険な時間帯。さらに高齢者にとっては、動体視力や夜間視力の低下が影響し、危険の度は増す。

 昨今、高速道路の逆走や、アクセルとブレーキの踏み間違いによる追突など、ベテランドライバーの事故が相次いでいる。加齢による認知力、身体能力の低下が原因の一つとされており、高齢ドライバーが不幸にも加害者とならぬよう、警察庁は運転免許証の自主返納も推進している。

 体調を崩した状態での運転や、乱暴な運転などはもってのほかだが、慣れからくる漫然運転、脇見運転、安全不確認は要注意。経験の豊かさがあだとなって、油断を起こさないよう心がけたい。

 池田名誉会長は折あるごとに「絶対に事故を起こさず、健康と幸福の『賢者』の前進を」と訴えている。

 「信心しているから大丈夫」との一瞬の心のすきで事故を招いてしまえば、築き上げてきた幸福な人生も台無しになりかねない。強盛な信心と賢明な智慧で安全と健康を勝ち取り、若々しい心で、人生の総仕上げへ充実の日々を歩みたい。

社説 2010年6月23日 聖教新聞ご案内 SEIKYO online
聖教新聞
(過去ログ)
今週のことば

創価学会お仏壇仏具お店,数珠念珠と法華経日蓮に三色旗,東京大田区,埼玉鶴ヶ島,SOKA Butsudan SGI Nichiren

PCサイト
創価学会お仏壇

お問い合わせ
Taisyodo